あぷふぇる

資産形成やマーケットコメントを中心とした雑多なブログです。

話題のレバナスの陰に隠れて「あいつ」が暴落中・・・

 

こんにちは、管理人のあぷふぇるです。

 

最近「レバナス勢がもう弱気」みたいなツイートをよく見かけます。

 

レバナスとはiFreeレバレッジNASDAQ100のことで、私も去年の途中から積み立てています。

 

相場環境が良すぎるせいなのか、インフルエンサーのせいなのか、たった数日の調整で「弱気」になってしまう人が続出し、結構ネタにされているわけですが、その陰で暴落している「あいつ」をお忘れではないでしょうか?

 

 

 

 

「あいつ」の正体

「あいつ」とは、同じiFreeシリーズの、iFreeレバレッジ ATMX+のことです。

最近のデルタ株蔓延や規制強化への懸念から、中国株が軟調ですが、この影響をもろに受けているのがATMX+です。

 

まあ、ATMX+は10銘柄で構成されているようなので、ナスダックよりも比較するならFANG+のほうが近いのですが。

 

 

積立を開始した理由

私はレバレッジATMX+の広告を見てから、ざっくりと以下の3つの理由で積立を開始しました。

 

ちなみに、スポットで購入するメリットはほぼ無いので、一切していません。

 

apfelinvestment.hatenablog.com

 

コンセプトとして面白そう

FANG+との対比になっていたので、コンセプトは面白いなと思いました。

それだけかよ!って思うかもしれませんが、株高で既存ファンドへの積立額を増やすのが悩まれる中、投資枠を増枠する際にポートフォリオのアクセントとして組み入れるには私にとって十分な理由でした。

 

規制懸念はあるものの、成長性があることには間違いない

中国は良くも悪くも規制次第なところがありますが、マーケットとしては巨大なので、まだこれから伸びていくと思います。

 

リスク分散

レバレッジ分まで考慮すると、米国に結構な比率を投資している方は結構多いのではないでしょうか?

私も30%ぐらいは米株が占めているので、分散対象として良いのではないかと考えました。

 

評価損益

2021/08/23時点の実際の評価損益は以下の通りです。

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iFreeレバレッジ ATMX+の評価損益

金額が少ないから大したダメージにはなっていませんが、スポットではなくSBI証券で定期積立しているのにこれって・・・

 

ほぼ下落一直線なので、今のところドルコスト平均法の効果は享受できていません!

逆に、レバナスは結構プラスになっているので、ある意味分散はしっかりできています(笑)

 

レバレッジ投資の方法について

レバナスは投信ですが、「レバレッジ投資」となると、ETFかCFDがメインとなってきます。

そして、おそらく多くの方が活用しているのはETFです。

ちなみに、下記の通りCFDを勧めてるインフルエンサーはただのアフィカスです。

 

レバレッジ投資の是非

レバレッジ自体には賛成派も反対派もいます。

それは、自分が買っている裏では誰かが売っているのと同じです。

私は以下の理由で、自分のリスク許容度の範囲内であれば、レバレッジを活用するのはありだと思います。

 

大事なのは効率よりも利益の絶対額

多くの個人投資家にとって一番大事なのは、資金効率よりも利益の絶対額です。

私たちはプロではないので、資金効率の良し悪しを誰かから評価されることはありません。

 

要するに、結果がすべてなわけです。

 

純粋に倍率通り2倍3倍となるわけではないので、リスク/リターンの値は下がりますが、原指数が将来的に今よりも上がる(と思って投資している)のであれば、すくなくともリターンは1倍の時以上になるはずです。

 

主なレバレッジ投信とレバレッジETFの対応表

おまけ程度ですが、個人的に有名だな~と思うレバレッジ投信とレバレッジETFの対応表を貼っておきます。

 

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主なレバレッジ投信とレバレッジETFの対応表

 

 

レバレッジ投資の主なリスク

レンジ相場での減価

レンジ相場で減価してしまうことは有名ですが、個人的にはこのリスクはどうでも良いです。(将来的に原指数が今よりも上がると思って買っているので、資金効率は倍率未満にはなるが1倍よりはるかに効率的)

 

倍率変更

過去に、複数のETFレバレッジが3倍→2倍に変更になったりしている事例は結構あるので、5年、10年と長期にわたる運用を前提にしていると、倍率変更による期待リターンの低下が挙げられます。

 

というのも、コツコツ積み立てる場合、資金量が多くなってきた段階で倍率が下がることになるので、含み損の状態でこれをされるとなかなか評価益が回復しないことになります。

(同じリスク・リターンを享受したい場合、積立額を約1.5倍にする必要があります。)

 

ただ、倍率変更に関しては3倍ETFならありえますが、2倍ETFやレバナス等の2倍投信はでこれが起こる可能性は低いです。

 

上場廃止

倍率変更よりも怖いのが、上場廃止です。

これは以下の2種類が主な要因です。

 

相場の急変

過去の相場急変時、VIX関連や原油関連の商品は運用が停止され、償還されてしまっている事例があります。

レバレッジ商品にも当然このリスクがつきまといます。

 

規制対象になった場合

そもそもレバレッジ商品が規制当局により禁止されるリスクはつきものです。

 

 

 

おわりに~CFDには手を出すべきではない~

途中にも添付しましたが、レバレッジ自体には賛成派も反対派もいます。

それは、自分が買っている裏では誰かが売っているのと同じです。

自分のリスク許容度の範囲内であれば、短期であれ長期であれ、レバレッジを活用するのはありだと思います。

 

最後に、レバレッジETFを批判してCFDでレバレッジ取引を勧めている人はただのアフィカスです。

だいたいGMOクリック証券やIG証券の案件やアフィリエイト目的です。

 

レバレッジETFレバレッジ投信に追証はありませんし、商品内のレバレッジは固定です。

しかし、CFDには適切なポジション管理をしなければ、実際にかかっているレバレッジの把握(評価益も含めると可変なので把握しにくい)や、ポジションの管理をしないと、元本以上の損失が発生する可能性があります

 

正直、レバレッジETFの利用をおすすめできないような初心者層に「レバレッジETFよりおすすめ!」と言っちゃうのはやばいと思います。

 

そもそも投資助言や勧誘に関する登録もしていないのに、note売りつけたりサロンしてるのはグレーです。

 

 

 

 

 

 

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応援よろしくお願い致します!

 

 

2021/08/24 あぷふぇる