あぷふぇる

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不思議な感染状況

 

こんにちは、管理人のあぷふぇるです。

 

このブログではたびたびコロナ関連の記事を作成しています。

apfelinvestment.hatenablog.com

 

東京なども含め、複数の都道府県で蔓延防止措置の再導入が検討されています。

期間は本日(2022/01/19)から2022/02/13までのようです。

 

不思議な感染状況

当然ながら、日本でも感染力が高いとされるオミクロン株が猛威を奮っており、比較的毒性が弱く、重症化リスクが低いと言われつつ東京の病床使用率も20%付近まで上昇しています。

 

感染状況の国際比較

ただ、累積の感染者数を比較すると、非常に興味深い結果となっています。

主要国分のみ抜粋して表にしてみました。

 

2022/01/16時点

単位(万人)

世界 米国 英国 ドイツ 中国 インド 日本
人口*1 787,500 32,950 6,722 8,324 140,200 138,000 12,580
累積感染者数 32,800 6,580 1,520 802 11 3,740 188
累積死亡者数 554 85 15 12 0 49 2
累積感染者率*2 4.17% 19.97% 22.61% 9.63% 0.01% 2.71% 1.49%
累積死亡者率*3 1.69% 1.29% 1.00% 1.45% 4.38% 1.30% 0.98%
直近感染者数/日*4 192.39 33.78 7.02 3.31 0.0174 23.89 2.55

出所:COVID-19 Data Explorer - Our World in Data

*1世界のみ2021年、その他は2020年時点、概算値

*2累積感染者数/人口で算出

*3累積死亡者数/累積感染者数で算出

*4中国は1/6時点

 

考察

新規感染者数

直近の新規感染者数では、欧米やその他のサンプル国で高い数値となっているものの、中国はかなり少ないです。

データ時期は若干違いますが、政府の取る政策の違いが出ているといえます。

 

中国では北京五輪を控えていることもあり、ゼロコロナ政策をとっています。

日本はウィズコロナとゼロコロナの中間のような政策をとっており、正直どっちつかずではっきりとした効果が見られません(要するに中途半端)

 

日本のピークアウト時期は?

また、欧州では感染力は強いものの毒性が弱いとされるオミクロン株の蔓延により、直近の感染者数は高止まりしているものの、ピークアウト傾向にはあります。

 

データ的に、オミクロン株の感染ピークアウトは大体一か月ぐらいで迎えているようなので、2月末ぐらいまでには収まるのではないでしょうか。

 

感染者率

感染者率の比較をすると、累積では世界で4.17%となっていますが、欧米では10%以上の国があり、米国に至っては約20%となっています。

一方の中国や日本では、先述の通りゼロコロナ政策に近い方針をとっていたこともあり、累積の感染者率は低い結果となっています(ただ、中国は低すぎる気もするのでデータが間違っているのかもしれません)。

 

感染者率の違いは感染時期の違い?

累積の感染者率で、サンプルのうち欧米とその他の国で大きな差がありますが、これは感染時期の違いが出ているのではないでしょうか。

 

デルタ株の時に深刻な感染状況が報道されていたインドにおいても、累積の感染者率は2.71%とそこまで高くありません。

最初にコロナが確認された中国や、地理的に近い日本も現状の感染者率は低く、オミクロン株が特に流行した(そして同時にウィズコロナに移行した)欧州の感染者率が高くなっていると推測されます。

 

死亡者率

最後に死亡者率ですが、こちらは中国を除き、軒並み1%台となっています。

1%程度が高いか低いかはさておき、医療体制や保険に大きな差がある中でも、今回のサンプルでは死亡者率にはそこまで影響していないように見えます。

 

中国が突出して高いのは、変異する前の毒性が高いウイルスによる影響だと推測されます。

 

 

おわりに

細かいことを言えば感染者の年齢層とかも見なくてはならないですし、もっとサンプルを増やさないといけません。

ただ、サンプルであっても、感染状況や死亡者数について何か特徴を掴めるのではないかと思って記事を作成しました。

 

ワクチン接種も進んでいますが、一刻も早くパンデミックが収束することを願っています。

 

ワクチン接種後の死亡についての「もやもや」

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もしもコロナが仕組まれたものなのだとしたら

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2022/01/19 あぷふぇる