あぷふぇる@新卒社員による0からの資産形成

2020年4月入社の新卒社員が0から資産形成を行っていくブログです。

8月の米国PPI上振れからテーパリングや利上げ、株式市場への影響について妄想してみる

 

こんにちは、管理人のあぷふぇるです。

今回は、9/10に発表された米国の生産者物価指数の結果から、テーパリングや利上げ、それによる株式市場への影響について超ざっくり妄想してみます。

 

 

8月生産者物価指数(PPI)の内容

9/10に発表された米国の生産者物価指数(PPI)は前年同月比+8.3%と2010年11月以降最大の伸びと市場予想をそれぞれ上回る結果となりました。

 

供給制約や商品高もあり、インフレ圧力は高いままとなっているみたいです。

 

市場参加者が気にしていること

本当のことを言えば株価の動向を気にしているのでしょうが、直近で大きな材料となりそうなのはやはりテーパリング(およびそのペース)と利上げのタイミングです。それぞれの現状を整理してみます。

 

テーパリング(およびそのペース)

9/1に発表されたADP雇用統計や、9/3に発表された非農業部門雇用者数がやや失速気味だったことから、年内のテーパリング開始は見送られるとの見方が広がっています。

 

また、利上げのタイミングを見計らうために、実際のテーパリング開始時期よりもそのペースに注目が集まっています。

2023年末までは利上げしないという方針が崩れなければ、2023年末までにおわるペースで行われるのではないでしょうか。

 

 

利上げのタイミング

FRBが利上げの条件と進捗状況ですが、

①雇用回復→8月雇用統計は若干失速も、雇用回復は継続

②平均インフレ率が一定期間2%超え→達成

 

となります。

 

雇用

現状ではまだ条件達成とはなっていないものの、

・9/7発表の求人件数が過去最高水準であった(企業の需要は旺盛)

・9/9発表の失業保険の継続受給者数が減少した(労働参加者が増える)

・失業保険の上乗せ給付が失効する(働かないほうが得な状況が解消)

・学校の再開(パートタイマーの復帰)

などから、今後も順調に回復していくと考えられます。

 

インフレ

平均インフレ率が一定期間2%を上回ることに関しては達成済みです。

足元のオーバーシュートは一時的だとする見解が目立つものの、相変わらずの供給制約で想定外に長く続く可能性があります。

 

通常であれば、利上げにより物価を安定させるわけなので、インフレの状況によってはテーパリングのペースが加速したり、早期の利上げが議論される可能性があります。

 

 

果てしない妄想

パウエル議長が「テーパリングは利上げの時期を示す直接的なシグナルではない」と発言しているので、この2つを切り離してリスクシナリオを避けるようにした場合の株式市場への影響を妄想します。

リスクシナリオ

雇用が回復しない

現状猛威を奮っているデルタ株などの変異株が感染再拡大を引き起こす場合、求人が多くても就職活動が十分に行われない可能性があります。

また、いち早くワクチン接種が進んだ分、ワクチンの効果が切れるまでの期間にブースター接種もしくは感染のピークアウトがみられなければ先行きの不透明感が増します。

 

インフレの高止まり

世界的な半導体不足やアジア圏の工場停止などで自動車産業の生産活動が停滞し、中古自動車価格が大きく上昇しているそうです。

他にも、供給制約による物価上昇が一部で見受けられます。

 

サプライチェーンが予想以上に混乱しているのか、出口がなかなか見えないので、インフレが長期間にわたり高止まりする可能性があります。

 

スタグフレーションを避けるために動く?

前述の雇用が回復しないのに物価は上昇するという状態を避けるために、現状では線が薄いと言われていますが、9月FOMCで年内のテーパリング開始が決定するのではないかと考えます。

 

消費者物価の関連指標と生産者物価指標を比較すると、企業はコストばかりあがってなかなか価格転嫁できていないという状況が考えられます。

つまるところ、このまま放置しておくと、企業の利益が圧迫されて株価が下落することが想定されます。

 

9月FOMCで年内のテーパリング開始アナウンスはあるか

雇用回復が失速していることとスケジュール的な問題で、9月FOMCでのアナウンスや年内開始がないのではないかという報道もありましたが、テーパリングをすればインフレはある程度落ち着くでしょうし、雇用に与える負の影響も限定的でしょう。やはり9月FOMCでアナウンス、年内開始に動くような気がします。

 

株式市場への影響

仮にテーパリング開始がアナウンスされれば、金利が上昇して株価は一時的に下落するでしょう。

しかし、コストプッシュ型のインフレを抑制し、企業利益も圧迫されにくい状況になり、やがて株価は緩やかに上昇するのではないでしょうか。

 

そのうちに徐々に経済活動が広範に再開し、今度はディマンドプル型のインフレが目立つようになれば、FRBも利上げ、すなわち金融政策正常化に移行できるのではないでしょうか。

金融相場はおわり業績相場が始まるので、新たな懸念材料が出てこなければ上昇基調が続きそうです。

 

まとめ

今回は、雇用も順調に回復しつつあり、インフレの上振れも見られるので、予防的措置として9月FOMCで年内のテーパリング開始がアナウンスされると予想しました。

 

また、それに対する株式市場への影響として、一時的な下落や割高銘柄の調整はあるものの、株式市場全体としては上昇基調が続きそうだという妄想でした。

 

 

 

 

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2021/09/11 あぷふぇる