あぷふぇる

資産形成やマーケットコメントを中心とした雑多なブログです。

景気回復ペースの鈍化は幻

 

こんにちは、管理人のあぷふぇるです。

 

本日(2021/09/16)は重要経済指標がたくさん発表されました。

今回の記事はざっくり解説です。

 

一言で表すと、景気回復ペースの鈍化は幻です。

 

 

 

apfelinvestment.hatenablog.com

 

 

 

発表後の反応

株式:上昇

金利:上昇

為替:上昇

 

全部上昇☆

 

小売売上高(前月比)

総合は供給制約の影響で減産が続き、価格が高騰している自動車前月比-3.9%、同様に電気製品も-3.1%と低下。

自動車除くコアは前月比+1.8%と持ち直し。

  8月 予想 7月
総合 0.70% -0.80% -1.80%
コア 1.80% -0.10% -1.00%

 

フィラデルフィア連銀製造業景気指数

予想対比で大幅上振れ。先日発表されたNY連銀製造業景気指数も上振れていたので想定内。雇用指数は横ばいも、支払価格指数は引き続き高止まりしておりインフレ圧力は依然として高いと考えられる。

  9月 予想 8月
総合 30.7 18.8 19.4
雇用 26.3 NA 32.6
支払価格 67.3 NA 71.2

 

失業保険申請件数

新規申請件数はほぼ事前予想通り。

継続受給者数が約20万件減少。来月発表の9月雇用統計の上振れが期待される内容。

失業給付上乗せが期限切れとなったことが要因か(州ごとに延長する裁量があるらしい)。

  今回 予想 前回
新規申請 332k 330k 312k
継続受給 2665k 2785k 2852k

 

何の役にも立たない個人的な見解

景気回復ペースは鈍化とか言われてますが、どうやら幻のようです。

あとは9月FOMCで年内テーパリング開始のアナウンスがあるかが峠かもしれませんが、このままいくと雇用も順調に回復、インフレも(一部商品で)高止まりという感じになるので、遅くても2022年初あたりから開始する気がします。

 

まあ大事なのは開始時期よりペースらしいですが、2022年初パターンだとペースは早くなる(逆に今年開始なら利上げまでゆっくりと行う)のではと考えています。

 

マーケットへのインパクトのイメージとしては、

年内開始:初動は大、利上げまでの期間トータルは小

年初開始:初動は中、利上げまでの期間トータルも中

 

で、どちらかといえば年内開始のほうが株価へのトータルの影響が小さいイメージです。

 

 

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2021/09/16 あぷふぇる