三島由紀夫 没後50年
こんにちは、管理人のあぷふぇるです。
2020/11/25は作家である三島由紀夫が陸上自衛隊の市ケ谷駐屯地で割腹自殺してからちょうど50年目だそうです。
三島由紀夫で思い出すのは小学校の夏休みのこと。
小学生の頃の私は真面目なのか不真面目なのか、夏休みの宿題は範囲が言われてからすぐに取り組み、給食がなくなって午前授業になるころには出された宿題はほとんど終わっている状態でした。
残っているものといえばきまって自由研究と読書感想文だったわけなんですが、自由研究は旅行先の出来事から着想を得ていたので、終業式の日には実質読書感想文だけ。
私は6年間を通してこの読書感想文にいつも悩まされていました。
小学校1年生にして人生初の読書感想文が課せられました。
私の母は専業主婦ですが、全国の公立校で使われている教科書に作品が載っていた時期があるぐらい文才に恵まれていました。
でも私は本を読む習慣は特に持っていませんでした。
家には漫画すら一冊もなく、あるのは幼稚園のクリスマス会でもらった絵本ぐらいです。
ある意味仕方のないことですが、本に興味がなかったのです。(今もありません)
興味がないので、なんの本を読めば良いかわからず、地域の図書館のカベに貼ってあった推薦図書を参考にすることにしました。
絵本から趣味の雑誌まで幅広く紹介されていたのですが、特に面白そうだなと思うものもなく、その日は何も借りずに帰りました。
数日後、8月に入って学校プールも休業になったので、再び地域の図書館に行くと推薦図書が更新されていました。
その中の一つにあったのが、「金閣寺」だったのです。
私は金閣寺という文字をみて、金閣の歴史でも書いてあるのかな?なんて思いつつ借りることにしました。
家に帰ってから読んでみると、まさかの放火についての話。
これはあとになって知るのですが、この作品は犯人の動機や心情を書いていて、まともに本も読んだことのない私には展開がめまぐるしく、最後まで読んでも話の内容があまり理解できずじまいだったのです。(常用漢字は大抵読め、旧体字?はフリガナがあったのでだいだい読めました。)
しかし、両親が宿題を手伝ってくれるわけもないので、結局のところなんてごまかしたのか覚えていないぐらい適当な感想を書いて提出しました。
最初からこんな苦い経験をしたので、自然と読書自体が嫌いになり、2年生以降も読書感想文は適当にやってました。
今でも読書は好きじゃないです(笑)
もう15年以上経ったことですが、Twitterでたまたま見かけたので思い出を綴りました。
みなさんも本にまつわる思い出があったら是非教えてください。
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2020/11/25 あぷふぇる