あぷふぇる

資産形成やマーケットコメントを中心とした雑多なブログです。

イーロン・マスクがジェフ・ベゾスを抜き世界一の富豪に!EVの波に乗っちゃう?

 


 

こんにちは、管理人のあぷふぇるです。

 

今回は$TSLAの株価が800ドルに達したことに関する記事です。

ホルダーの方はおめでとうございます!

 

 

 

 

$TSLAが800ドルを達成!

$TSLA躍進の背景(超ざっくり)

1月8日の米国株式市場でテスラ($TSLA)の株式が1株あたり800ドルに達しました。

 

米国大統領選挙でバイデン大統領が勝利した後、いわゆるバイデン銘柄として恩恵を受けたテスラの株式は、先日のジョージア州の上院決選投票で2議席とも民主党が勝利したことで、いわゆるスイープ状態となったことを好感し、上昇幅を拡大した形と考えられます。

 

2020年1月3日時点で約88ドルだったので、もうすぐ10倍、つまり1年前に購入していればテンバガー達成。

S&P500指数に組み入れられる際には、急騰しすぎてインデックス投資家が高値掴みすることも危惧されていたが、組み入れられた12月21日は約650ドルだったので、その心配も吹き飛ばす勢いですね~

 

時価総額は約80兆円となり、トヨタ自動車(約25兆円)の3倍以上となっています。

 

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800USDを超えた$TSLAの株価推移(2020年~), TradingView
リアルタイムチャート↓

 

 

世界一の大富豪となったイーロン・マスク

テスラ株の上昇の恩恵を最も受けたのは、CEOであるイーロン・マスク氏だろう。

800ドルの時点で前日比+5.87%と、急騰した結果、アマゾン($AMZN)のCEOであるジェフ・ベゾス氏を抜き、世界一の大富豪となった。(Bloomberg)

 

 

これをたまたま見てたので下手な和訳ですぐツイートしてお知らせしました。

 

ちなみに15億ドル上回っているというのは、前日比+4.8%を基準とした際の数字。

仮に2020年初を基準にテンバガー達成(880ドル)した場合、アマゾン株の変動が無ければ16.6億ドル上回る計算。

 

巨額の財政出動で貧富の差は拡大していく一方ですね。

これも資本主義社会の宿命といえるでしょう。

 

$TSLAの今後(薄っぺらい考察)

排出権取引で排出枠を売却してることで利益を大きく見せているともいわれていますが、日本でも2030年までにガソリン車0へ目指すとしたように、世界ではEV(電気自動車)の流れは来ています。

 

もちろん電気自動車がサステナブルかどうか/地球にやさしいかどうかについては議論の余地がありますが、将来的に普及していくことはほぼ間違いないでしょう。

 

財務情報だけ見た場合のバリュエーションはおそらく割高なのでしょうが、政策がバックにあることや、電気自動車で圧倒的なブランド力を誇っている現状を鑑みると、株価はまだまだ上昇するのかもしれませんね。

 

おまけ~EVの波に乗るには~

世界でEVの流れが来ているといっても過言ではない状況なので、このテーマの恩恵を受けたい場合の投資先を参考までに紹介します。

※投資は自己責任でお願い致します。

 

投資信託

①グローバルEV関連株ファンド(為替ヘッジあり/為替ヘッジなし)愛称:EV革命

世界のEV関連企業の株式に投資するアクティブファンドで、運用会社は三井住友DSアセットマネジメントで、実質的な運用はロベコSAMエージーが行っています。

$TSLAの上昇はこのファンドの愛称同様に、「革命」を感じさせますね。

 

販売会社は大和証券です。ネット証券で購入できないのはマイナスポイントかもしれません。

 

こちらのファンドの特設サイトはこちら

グローバルEV関連株ファンド|EV革命|三井住友DSアセットマネジメント

 

 

②iFreeActive EV

世界のEV関連企業の株式に投資するアクティブファンドで、運用会社は大和アセットマネジメントです。

 

EVに投資する投資信託であることがわかりやすいシンプルな名前ですね。

 

販売会社は以下の通りです。5大ネット証券のどこでも購入できます。

きらぼし銀行ジャパンネット銀行ソニー銀行auカブコム証券、SMBC日興証券SBI証券岡三オンライン証券、きらぼしライフデザイン証券、西日本シティTT証券、松井証券マネックス証券楽天証券

 

こちらのファンドの公式サイトはこちら

iFreeActive EV / 大和アセットマネジメント株式会社

 

 

③iTrust エコイノベーション 愛称: EV(電気自動車)/エコ・ロボなど様々な環境テーマが投資対象

 

世界の環境関連企業の株式に投資するアクティブファンドで、運用会社はピクテ投信投資顧問です。

 

愛称がストレートすぎる気がしますが、EVだけでなく、バイデン大統領の政策に含まれている環境テーマにも投資できる複合テーマのファンドです。

 

販売会社は以下の通りです。5大ネット証券のどこでも購入できます。

auカブコム証券、 SBI証券岡三オンライン証券GMOクリック証券、四国アライアンス証券、西日本シティTT証券、フィデリティ証券、ほくほくTT証券、北洋証券、松井証券マネックス証券楽天証券株式会社、伊予銀行ジャパンネット銀行ソニー銀行

 

こちらのファンドの公式サイトはこちら

iTrustエコイノベーション

 

投資信託の比較

上記で紹介した投資信託の比較表をモーニングスターのHP

https://www.morningstar.co.jp/から作成してみました。

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EV関連ファンドの比較表、モーニングスター

 

比較表の内容をまとめると

・純資産残高が最も多いのは三井住友DSアセットマネジメントのEV革命で約1100億円

・2020年の成績が最も良かったのは大和アセットマネジメントのiFreeActive EV

・信託報酬が最も低いのは大和アセットマネジメントのiFreeActive EV

・リスク(標準偏差)は株式指数(インデックス)の約20%程度よりも高い傾向

 

という形となります。

なぜか最低申込金額がバラバラになっていますが、投資信託なのでどのファンドも100円から投資可能です。

 

パフォーマンス比較のチャートも貼っておきます。

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EV関連ファンドのパフォーマンス比較(直近1年)、モーニングスター

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EV関連ファンドのパフォーマンス比較(直近3年)、モーニングスター

 

 

毎月の投資信託の運用状況記事で公開している通り、私はiFreeActive EVを保有しています。

 

apfelinvestment.hatenablog.com

 

楽天証券SBI証券を利用しているためではありますが、信託報酬もアクティブファンドの中ではかなり低く、直近1年のパフォーマンスもこの3本の中では最も良いです。

3年で見ると劣後していることが気になりますが、チャートで見る限りでは2018年の成績がかなり悪かったようでそれが影響していそうです。

 

EVというテーマはまだまだ続くと思うので、2021年も購入を続ける予定です。

 

 

ETF

 

EV関連のETFには、IDRV、DRIV、HAILといったものがあるようですが、これらは国内証券会社では取り扱いがないため投資するのは難しいです。

 

コモディティ枠として$LIT

EV関連のETFにはアクセスが厳しい状態ですが、EVのバッテリーに使われるため注目されているリチウムに投資する$LITというETFがあります。

 

$LITの詳細はこちらの公式サイトから確認することができます。

globalxetfs.co.jp

 

最近では株式と債券という伝統的資産だけでは運用が難しくなってきており、2020年3月の株価急落時はGOLDに注目が集まるなど、コモディティ分散投資の対象であり一定の投資需要もあります。

 

リチウムも貴金属の一種ですので、EV関連色の強いコモディティ枠としてポートフォリオに組み入れるのはありかなと思います。

ポートフォリオに入れる場合、個人的には株式や債券の比率を減らしてまで枠を確保するというよりも、GOLDや暗号資産などの枠の一部に入れるという形が良いと思います。

 

つまりGOLDとかの一部を$LITに入れ替える感じですね。

 

 

レアアースの$REMXもあり・・・?

最後に貴金属でありコモディティ枠としてリチウムだけでなくレアアース/戦略的金属の採鉱、精製、生産に関わるさまざまな活動に従事している会社に投資する$REMXというETFという選択肢もあります。

 

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$REMXの価格推移(2010/10/27~2021/01/07),VanEck

 

VanEckのETF情報はこちらから確認することができます。

www.vaneck.com

 

ただし、こちらもボラティリティが高いのであくまでコモディティ枠が良いかと思います。

それにしてもすごいチャートですね(笑)

 

 

 

おしらせ

今月中にテーマ型投資関連の記事をもう一本公開する予定です。

今回のEVのように、かなり上昇したけどまだ伸びそう…というテーマへの投資方法についての考察を予定しています。

 

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2021/01/08 あぷふぇる