○○時間の勉強で資格合格!勉強法を公開します!!!は嘘くさい(笑)
こんにちは、管理人のあぷふぇるです。
今回はTwitterに限らず、書店などでもよく見かける
・○○時間の勉強で資格合格!
・最短合格の勉強法を公開します!
といった参考書やnoteについて批判したいと思います(ド直球)
近年では旧来の日本型雇用慣行が崩れつつあり、積極的な転職をする方やフリーランスで活躍される方が増えつつありますよね。
(まあコロナショックの影響で改めて日系企業の正社員は雇用の安定が保証されていることを実感させられたわけですが)
転職やフリーランスで活躍する際には、やはり何か特筆する才能だったり、その才能を裏付ける証拠が重要な役割を果たします。
そして、その証拠になり得るのが「資格」です。
見落としがちな読書の時間
じゃあその本を読むのに一体何時間かかるのか?
考えたことありますか?(笑)
短期間で合格しようとしてそのような参考書に飛びついてしまう短絡的な方は大勢いると思いますが、その本を読むのにかかる時間を考慮してないことが多いのではないでしょうか?
例えば、40時間で合格しました!という本があったとして、その本の内容を深く理解して、40時間前後の勉強で資格の合格するには、10時間ぐらいかけて読まなきゃ再現できないのではないでしょうか?
つまるところ、40時間ではなくトータルの勉強時間は50時間になってしまいます。
所詮は他人の勉強法なので、理解するのに時間がかかります。
全く同じように学習を進めるならなおさら読書に時間がかかります。
かかる時間は分厚さとかにもよるんでしょうが、そういう本はだいたい分厚いですし(笑)
読書の時間も考慮すると、参考書を読まずに自習したとしても合格までの必要時間にはそれほど差はないと思います。
資格取得の原点に立ち返る
○○時間で合格することや、最短時間で合格するのはまあ悪いことではありません。
でも、なぜその資格を勉強しようと思ったのか思い出してください。
転職のため、昇給のため、スキルアップのため等いろいろあると思います。
しかし、今回の批判対象である○○時間で合格!系に手を出した瞬間から、資格を取って何かに活かすという目的が、資格を取ること自体に変わってしまいます。
勉強法の参考書はただの攻略本にしかすぎません。
社会人になると十分な学習時間が取れないのはよくわかりますが、「ただ合格すれば良い」となってしまうと、資格だけあって実務では何も役に立たなかったり、内容の理解が浅い状態で留まってしまいます。
そうしたら、その○○時間かけた意味はある?という状態になってしまっては元も子もないので。
あとからほとんどの範囲を復習するぐらいなら、最初から真面目に取り組んでおくほうが効率的なのと同じです。
まさに、急がば回れです。
わざわざ正確に時間計ったの・・・?
この記事を書こうと思ったのはこの疑問がきっかけです。
○○時間の勉強で資格合格!
かなりキャッチーで目も引きやすいですよね。
そのぐらいの時間で合格する裏技があるならぜひ知りたいという方も多いと思います。
でも、その本の執筆者は資格の勉強をしてるときにわざわざ時間計ったの?という疑問が生まれます。
計ってたかもしれませんが、1日〇時間で~や、〇週間で~って絶対後付けですよね。
そもそも、(特定の)資格に合格どころか勉強すら始める前のド素人が、最初から資格勉強のコツを知ってるわけがないんです。
もともと勉強本を出すことを目的に資格の勉強をしようとした人はほぼいない度思います。
もう一度書きますが、結局はすべて後付けです。
再現性があるかもわかりませんし、そんな本を数分かけて選び、1000円とか2000円使うなら1分でも早く帰って自習をはじめ、合格したらおいしいランチでも行きましょう!
あ、今は緊急事態宣言が発令されているので控えてくださいね(笑)
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2020/04/27 あぷふぇる